『冷泉家〜王朝の和歌守展』&『乞巧奠〜七夕の宴〜』

青森旅行記を優先してアップしたので日記にリアルタイムでは書けませんでしたが、土曜日はまた上野に行ってきました。
午前中は東京都美術館で開催中の『冷泉家〜王朝の和歌守(うたもり)展』を鑑賞し、昼食を挟んだ後、今度は同じ上野公園内にある東京文化会館で『乞巧奠(きっこうてん)〜七夕の宴〜』を見てきました。

「王朝の和歌守展」のほうは、とにかく展示品の数がすごかったです。
国宝や重要文化財級の文献がずらり。
おそらく今回の展示会に出品された文献は冷泉家が所有するもののうちのごく一部だと思うし、そんな膨大な量の貴重な文献を管理し続けなければならない家なんて……羨ましい気持ちがないでもないけど、想像するだに大変すぎて気が遠くなります。
庶民に生まれてよかったと、しみじみ。

そんな貴重な文献でいっぱいの展示会でしたが、楽しかったかというと、ちょっと微妙なところでした。
歴史のあるものは好きだけど、古文書を読めるわけでも意味を汲み取れるわけでもないため、ただ眺めているだけではちんぷんかんぷんで。
書き手の中でよく知っている人は俊成と定家くらいで、それ以外の書物は紀貫之や清少納言など有名人の歌集が展示されていても、歌を写しているのはまったく別の人たちであるため、「ああ、この人はこんな字を書くんだ!」という類の感慨が得られることもなく。
ほぼ、己の教養のなさを痛感するのみに終わりました…。
展示品の中では定家の一連の書と紙背文書(定家が書いた日記の裏紙が再利用された文書)、冷泉家歴代当主が天皇から賜った宸翰(しんかん・天皇の直筆の書)が特に興味深かったです。

さて、展示会を見終わった後は美術館内のレストランで昼食をとり、公園内を少し散策して、「乞巧奠」の開場時間に合わせて文化会館に向かいました。
てっきり小規模でマイナーなイベントだろうと思っていたのですが、さにあらず。
開演前には5階まである大きなホールが満席になり、こんなに注目されていたイベントだったんだと驚きました。
ちなみに私が座ったのは、一番値段の安い5階席。でも最前列だったし(といっても、5階には二列しかないのですが)、少し遠くはあったものの、舞台はよく見えました。
これは開演前に撮ったステージの写真です。↓



形式どおりに整えられた祭壇が、舞台上に設えられていました。
乞巧奠とは冷泉家で行われている年中行事のうちのひとつであり、本来は旧暦の七夕の日に行われているものです。
それをステージ上で再現しようという今回のイベントだったのですが、内容は蹴鞠の実演、雅楽の演奏、和歌の披講、歌会(「流れの座」)の四つに大きく分かれていました。

ここで多少話が横に逸れてしまうのですが、土曜日の早朝、小さな地震がありました。
ほんの一瞬ぐらっと来ただけの、本当に些細な地震だったのですが、ナマズ体質の私は毎度のごとく地震が来る数秒前に目覚めてしまい、地震が終わった後も目が冴えてしまって、しばらく寝付くことができませんでした。
そのときの欲求不満と午前中の展覧会鑑賞、加えて食後の公園内散歩の疲れも祟ってしまったのでしょうか。

蹴鞠の間はなんとか意識を持たせられたのですが、雅楽の演奏が始まった途端に強烈な眠気に襲われてしまい、ほとんど抵抗できないまま熟睡。
隣の席に座っていた友人によると、演奏に合わせて、私の体は右に左にゆらゆらと揺れていたそうです。
「ノリノリだったよ」と、あとで褒められてしまいました。恥ずかしいっ!

大変深い眠りだったため、そのまま終演までノンストップで行ってしまいそうな勢いだったのですが、雅楽の演奏が終わったところで急に会場内がざわつき、人々がいっせいに立ち上がって拍手をし始めたので、目が覚めてしまいました。
が、なにしろ5階席に座っているため、下で何が起こっているのかさっぱりわかりません。ただミーハーな声援や歓声は一切ないのに観客がみんなひどく嬉しそうだし、相手に敬意を表すかのように起立して拍手しているし、これはきっと皇族が来臨されたのかなとは思いました。

やがて和歌の披講が始まると会場内も静まり、私はまたもや熟睡。
プログラムを見たときから、「ここは絶対寝るな」と確信していたため、躊躇うことがありません。それはそれはぐっすりと寝てしまいました。

――そしてこんな夢を見ました。
夢の中でも私は同じ会場の中にいます。しかし座っているのは1階の前のほうの席。
何気なく背後を振り返ると、天皇皇后両陛下が少し離れた場所に立っており、にこやかに人々の祝福を受けていました。

結局そのまま最後まで寝たり起きたりしながら大変心地よい時を過ごし、二時間ばかりですべての演目が終了しました。
いったい誰がいらしてたのかやはり気になったため、終演後、手近な人をつかまえて尋ねてみたところ、「両陛下がいらしていたんですよ」との返事。なんと、私は正夢を見てしまったらしいです!
即位二十周年式典があったばかりだし、アメリカ大統領が訪日中でお忙しそうだったし、まさかあのお二人ということはないだろうと、友人とは話していたのですが。

初めてのニアミスに、今もまだ少し興奮気味です。
普段天皇陛下の存在を特別に意識することはないけど、こんな風に嬉しくなってしまうのは、私もやはり日本人ということなんだなぁと実感。
それにしても、乞巧奠はとても心地よく眠れるイベントでした。
私は満足だったけど、主催者の方々、ひどい観客で誠に申し訳ございません…。

青森旅行(その2)

石ケ戸の停留所でバスを待つ間にぽつりぽつりと雨が降り始めていたのですが、バスに乗っている間に本降りになりました。
雲の中を突き進むようにバスが走っていたため、車窓からは遠くの景色はあまり見えず。
ただ、途中通った八甲田山は美しく、歩くのに大変楽しそうなところでした。また是非ハイキングにでも行きたいと思います(もちろん雪中行軍しなくていい時期に…)。
千人風呂と呼ばれる大きな混浴施設がある酢ヶ湯温泉の建物も、非常に年季が入った日本建築で好奇心をそそられました。

そのままバスからは一度も降りずに青森駅に到着。ラッキーなことに、駅に着いたときには雨は止んでいました。
せっかく雨が止んだし時間に余裕もあることだしと、予定にはなかったのですが、急遽三内丸山遺跡に向かうことにしました。



遺跡には大変立派な展示&体験施設があり、その背後に復元された住居群や、発掘現場などがあって、自由に見学することができます。



大型竪穴住居。実際に中に入ってみると、本当に大きいです。中で何百人規模のコンサートを開けそうなくらい。
なにに利用されたかは、現代でも明確にはわかっていないとのこと。



これまた大きい大型掘立柱建物。
これを見学していたとき、止んでいた雨がまたいきなり降り出しました。
すごい雨でしたが、遺跡近くにあった展示施設で10分ほど雨宿りしていたら止んでしまいました。



復元された住居群の近くに発掘現場があり、その一部は見学することが可能です。
これを見た後、バスに乗ってまた青森駅に戻り、そこから電車で弘前に向かいました。
この晩は弘前のホテルに泊まり、三日目の弘前市観光に備えます。



三日目。
朝食後ホテルに荷物を預け、まずは弘前城へと向かいました。
城内に入れる門はいくつかあるのですが、私たちは東門から入城しました。



下乗橋から望む弘前城天守閣。桜の季節、よく駅貼りのポスターで見る場所です。
昨日のすっきりしない天気から一転、この日は天気が良すぎて、帽子も日焼け止めも用意していなかった私はあまりの日差しの強さに倒れそうになりました。



本丸前にある鶴の松。
この写真ではわかりにくいですが、枝が横に長く張り出した、独特の樹形の松です。



違う角度から、天守閣をもう一枚。



天守閣前の広場から見える風景。
ここは岩木山が正面に見える絶景ポイントらしいのですが、この日は天気は良かったものの雲も多く、その中に隠されてしまっていてまったく見えませんでした。残念。
写真手前のお堀をびっしりと埋めているのは蓮です。見た目どおり、蓮池という名前がつけられています。



ひととおり城内を見学した後、今度は東内門を通って外に出ました。
ホテルのバイキングで朝食をたっぷり取ったのを忘れたかのように城近くのカフェでお茶をし、アップルケーキを堪能。



お城の近くにある、旧弘前市立図書館です。
明治期に実際に使われていた建物なのですが、よく管理されているらしく、外観も内部もまったく古びていませんでした。



建物内にある、婦人専用の閲覧室。
窓の向こうに見えるのは、現在使われている弘前市立図書館の閲覧室。
過去と現在、ふたつの図書館が隣り合わせに建っているのです。



お城からすこし歩いたところにある、旧第五十九銀行本店本館。
道路を挟み、建物の正面に広い空き地があったのでそこから写真を撮ったのですが、電線が多すぎる。邪魔…!
内部は記念館として公開されており、一階は展示スペースになっていて日本国内で作られた貨幣の歴史を、実物とともに振り返ることができます。
二階の大会議室は壁紙も天井もシャンデリアもえらく凝っていて綺麗で、ダンスホールみたいでした。

ここを出た後ランチを取り(1000円未満の安いランチでしたが、味は絶品でした。量もたっぷり。東京でこの値段にこの質は絶対にありえない!)、直後にランチを取った店と同じ建物に入っている、太宰治も通ったという東北でもっとも古いカフェ、「万茶ン」で紅茶と、名物のアイスクリーム添え焼きりんごをいただきました。
わかっています。食いすぎです。でもなにもかも、青森の食べ物が美味しすぎるのが悪いんです。



弘前駅近くにある、弘前昇天教会の外観。



内部はこんな感じです。
人の姿はありませんでしたが、今も普通に使われているようで、お茶の用意がしてあったり。
こぢんまりとした、温かい雰囲気の教会でした。

以上で青森旅行の写真はおしまいです。
しつこく繰り返しますが、青森の食は素晴らしく、人もあたたか、自然は美しく、長い歴史もあって、大好きな場所になりました。
また必ず行きたいと思いますが、その前に秋田に比内鶏のきりたんぽ鍋を食べに行きたいなぁ。
なんだかこの秋は、食のことばかり考えている気がします…。

青森旅行(その1)

9月のはじめごろ、青森に二泊三日の旅行に行ってきました。
すっかり遅くなってしまいましたが、そのときの写真を一気にアップさせていただきます。

一日目は新幹線で八戸まで行き、そこからバスに乗り継いで、十和田湖の近くのホテルに宿泊しました。
ホテルには午後早くに到着し、チェックイン前に荷物をフロントに預けて付近の散策をしたのですが、間抜けなことにこのときデジカメを荷物から出しておくのを忘れ、この日は一枚も写真を撮れずに終わりました。
記憶に残っているのは十和田湖畔の小ぢんまりとした喫茶店で食べた焼きたてサクサクのアップルパイの美味しさと、遊覧船の上から見た十和田湖のびっくりするほどの透明度。
生物が棲んでいるのかと疑ってしまうほど、清らかすぎる水でした。
遊覧船では酒を飲んで騒ぎまくる学生たちと乗り合わせてしまい、騒々しすぎて船内放送もろくに聞き取れない有様。
ガイドテープが十和田湖の景勝地についてあれこれ解説してくれていたのですが、おかげでなにひとつ記憶に留めていません。

あと、その晩食べたホテルの夕食がえらく美味しかったなあ。
この旅行中は美味しい食べ物にめぐり合う確率が非常に高く、食いしん坊の私は青森にメロメロになってしまいました。

さて、二日目。
昨日の悔しさを晴らすべく、早起きして十和田湖に写真を撮りに行きました。



手前が高村光太郎作、乙女の像。背後は十和田湖です。



十和田湖畔にある十和田神社にもお参りして、旅の無事と晴天を願いました。



十和田神社の森。
この日の天気予報は曇りのち雨だったのですが、思いがけず日が射してきて、早速のご利益を十和田神社の神様に感謝しました。

ホテルをチェックアウトし、湖畔沿いにある奥入瀬渓流の入り口にバスで向かいます。
十和田湖は大変広い湖で、同じく湖畔近くにあったホテルから渓流の入り口に到着するまでに二十分ほども掛かってしまいました。
現地に着くまでは、ホテルから渓流の入り口まで余裕で歩けるものと思い込んでいたのですが、大変な勘違いでした。



十和田湖畔から歩き始めてすぐの、「子の口」と呼ばれる場所の風景。
まだ水の流れが緩やかで、川岸の緑が水面にはっきりと映っています。



銚子大滝。この手前あたりから、水の流れが急に激しくなります。
飛び散る水しぶきが光を含んでガラス玉のようにキラキラと輝き、とても綺麗でした。
奥入瀬渓流には非常に多くの滝があり、ハイキングコースの右に左に次々と現れて、退屈することがありません。
以下、滝の写真をいくつか並べてみます。



九段の滝。何層にもなった岩壁の上を、無数の流れが次々に滑り落ちていきます。



この滝は名前を忘れてしまいました。
双白髪の滝かなぁ…。あいまいです。すみません。



雲井の滝。
渓流の中でも特に力強く美しい滝で、つよく印象に残りました。
何十分でも眺めていたいような風情だったのですが、バスの時間が迫っていたため、ここらへんから歩く速度を少し速めました。



滝も美しいですが、それを取り囲む自然の美しさも、たとえようがないほどです。
十和田神社の神様のご加護がまだ続いていたのか、渓流沿いを歩いている間は雨が降り出すことがなく、本当に助かりました。



九十九島と呼ばれる場所の写真。
流れの中にいくつもの小島が顔を出しており、流れが細分化されて……、↓



最終的にこんな激しい急流になります。
阿修羅の流れと呼ばれる、奥入瀬渓流一ダイナミックな光景を楽しめる場所です。

ここからさらにもう少し歩き、石ヶ戸の停留所でバスに乗って青森市に向かいました。
以降はその2に続きます。

『玉藻の前』感想&山梨の写真

波津彬子さんの最新刊です。
1巻はさまざまな作品を漫画化した短編読み切り集でしたが、2巻に収録されているのは長編作品一本のみ。

波津さんの描くオリジナル漫画はどれを読んでも面白く、完成度も高くて素晴らしいのですが、このような原作つきの作品を描いても、オリジナルと比較してまったく遜色ないのが凄まじいところです。
どちらか一方の才が優れていることはあっても、両方ここまでレベルが高いって、普通に考えたらありえないことだと思うのですが…。

この作品のあとがきに、「(原作は)長いお話で登場人物も多いし はたして私に構成できるかしら」と、描き出す際に悩んだ様子が描かれていますが、どこでそんなに悩んだのか読む側にはまったくわからないほど、冗長さも物足りなさも感じることなく、全体がぴたっと綺麗にまとまっていました。
あまりに過不足なくまとまっているので、いったい原作はどんな風なものなのだろうと青空文庫でざっと斜め読みしてしまったくらいです。
こちらが青空文庫のページです

比較してみると、たしかに漫画化する際、だいぶ原作の内容を削っているのがわかります。
しかしその削り方が実に巧妙で、たとえば主人公の千枝松は原作では少し稚気があったり感情が激しすぎる部分があったりするのですが、漫画では人物像を大きく変えることはなく、しかし余分な部分を削ることによって千枝松の人間的魅力をさらにいっそう高めております。
漫画化する際にエピソードを削りすぎて、キャラの魅力が半減してしまう例が時折見受けられますが、その逆に削ることによって魅力を高めてしまうとは。
原作に目を通したことによって、ますます波津さんの力量を思い知らされました。もう本当に、脱帽もの。

なんだか作者の力量についてばかり語ってしまいましたが、本の内容そのものがもちろん面白いです。
特に悪女・玉藻の秘められた純愛と、ラストシーンの素晴らしさは際立っていました。
興味のある方は、是非一度お手にとって見てください。
このサイトにお越しになる方は和物が好きな方が多いと思われるので、そんな方には特にたまらない内容だと思います。
ついでにお師匠様と千枝松の関係には、腐女子心もしっかりくすぐられてしまいました…。

それにしても、波津さんが平安物を描くのが今回はじめてというのは正直意外でした。
はじめてどころか、大得意な分野かと思っていた。これを機会に、今後は積極的に平安物を描いていただけないかな。


ここからは先週土曜日に行ってきた、山梨での写真をまとめてアップします〜。



山梨の山の中は、紅葉はもうほとんど終わってしまってました。
すっかり葉を落とした林の風景。



林の奥に、見事な巨木がありました。トチの木だそうです。



琴川ダム。通称・乙女湖の写真。



牧丘町にある子授け地蔵尊。
100体以上?のお地蔵様が、一所に集められています。
子どもがほしい夫婦はこのうちの一体をそっと連れ帰り、21日間家族同様に世話をしてから元の場所に戻しておくと、やがて子宝に恵まれるとか。
子どもが生まれた後は新たなお地蔵様を一体、お礼としてここに献ずる慣わしだそうで、お地蔵様の数は年々増え続けているということです。



紅葉はほとんど楽しめませんでしたが、かわりにススキが目を楽しませてくれました。



牧丘町の乙女高原で撮った写真。白樺の木とススキのコントラストが眼にも鮮やかです。



もう一枚、乙女高原の写真。ススキ野原がどこまでも広がっています。



あーたまーをくーもーのー、うーえーにーだーしーー♪
乙女高原近くの見晴らしの良い場所で撮った写真。
中央上より、雲海の上に富士山が顔を覗かせていました。

山梨の写真は以上です。
次回は9月初旬に行きながら、アップしそびれていた青森旅行の写真を一挙に放出したいと思います。

長野旅行の写真


今日は久々に家でゆっくり過ごしました。
晴れの予報が出ていたと思ったので朝から布団を干していたのですが、結局ずっとうす曇のまま。
しかも布団を干していたベランダのすぐ近くの壁に、老いた巨大カマキリがのっしりと居座っていて一向に動こうとしないので、これが布団にくっついてきたらやだなー。産卵とかされたらどうするよと心配になり、お昼過ぎに早々に取り込むことに。
当然、期待したほどふかふかに干し上がることはありませんでした。がっかりです。

その傷心を癒すべく、というわけではないのですが、今日はついうっかりと、夕食後にアイスをふたつも食べてしまいました。
長野旅行から帰ってきたあとも、なぜか体重が増える気配がないので、気が緩んでしまったというかなんというか。もごもご。
食べている最中は美味しかったし幸せでしたが、食べ終わってみれば甘さが強すぎて、胸焼けどころか喉が焼けたみたいになってしまい、いまは気持ち悪くて仕方ありません。
なんであんなに食べちゃったのか……。知っていたけど、私はやっぱり大馬鹿者だー。
緑茶をいっぱい飲んで喉をなだめようとしていますが、ダメです。全然すっきりしてくれません。
もうやだ。もうアイス嫌い。当分食べたくないと、今だけは心底思う。でもたぶん今だけ。


以下は長野で撮ってきた写真。
闇雲にたくさん並べてしまいます。
まず最初は滞在一日目に行った、蓼科湖の紅葉。ドウダンツツジが、ちょうど真っ赤に色づいていました。
湖の周囲はよく整備されており、お散歩コースにはもってこいです。
私も一周してきましたが、ゆっくり歩いても、30分程度で回ることができます。



滞在二日目は、ひとりで戸隠や長野市付近をうろうろしていました。
下は戸隠三社の中でもっとも手前にある、宝光社。
長野駅までは長野在住の叔母に車で連れて行ってもらい、そこからはバスを使いました。



宝光社奥から延びる神道(かんみち)をたどって、中社を目指します。
農道のような、非常に歩きやすい気持ちのいい道でしたが、休日だったのに途中一度も人とすれ違わなかったのには驚きました。
戸隠は奥社の入り口までは車で自由に行き来できるので、そこまではあまり歩く人がいないようです。長野は車社会であるとよく聞きますが、そのことを改めて実感しました。



神道を使うと、宝光社から中社まではあっという間でした。十分かかったかどうか。
まず社宮前の蕎麦屋で腹ごしらえをしてから、中社に参拝しました。これは中社の鳥居をくぐってすぐのところにある三本杉。樹齢何年かわからないほど立派な巨木です。



下が中社の写真。
参拝をし、今度は西参道を通って奥社に向かいます。



奥社までの道の途中にある、釈長明火定所。
昔えらいお坊さんだか神官だかが、ここに貴重な経文かなにかを収めたとかなんとか、案内板に書いてあった気がしたのですが、正確なところは忘れてしまいました。すみません。



奥社の手前の道沿いで見た、素晴らしい山並み。
肉眼で見たときは「なんて綺麗なんだろう」と、時間がないのにしばし見惚れてしまったほどなのですが、写真にはその良さが半分も撮れていません。
あの風景の素晴らしさは、ぜひとも現地に行って直に見ていただきたいものです。私ももう一度、ぜひとも行きたい。いろいろ心残りもあるし……。



奥社の参道入り口に着きました……が、ここであえなく時間切れ。
バスの時間が迫っており、どうしても引き返さざるを得ませんでした。無念。
ここから1時間ほど歩くと奥社に到着するそうです。途中の杉並木はそれはそれは素晴らしいものだとか……。
くそう、絶対にまた来てやるー!



ちなみに奥社入り口でバスを待つ間に、ぽつりぽつりと雨が降り出しました。
長野駅に引き返すバスに乗っている途中、本降りになり、戸隠では翌日(翌々日?)雪も降ったそうです。
たまたま職場で仲の良い人の友人が、私が行った数日後に戸隠を訪れ、雪景色の写真を写メで送ってきていたのを見せてもらいました。
奥社まで行けなかったのは残念でしたが、天気が崩れる直前に引き返してこられたのはラッキーだったのかも。

せっかく長野市に来たのだからと、途中でバスを降り、善光寺にも参拝してきました。
雨の善光寺。傘を持ったまま撮影しました。
下の写真を撮った後、すいていたので名物?の戒壇めぐりもしてきたのですが、本堂の地下に潜り、真っ暗闇の中手探りで進んでいる最中に、なんと携帯に着信が!
長野市まで車で連れてきてくれた叔母が、「そろそろ帰るよー、今どこにいるの」と聞くためにかけてきた電話だったのですが、戒壇めぐり中の携帯使用は当然厳禁。
幸いにもマナーモードにしており、周囲に迷惑をかけてしまうことはありませんでしたが、二度三度と電話がかかってきて、本当に心臓に悪かったです…。



二十分ほどで無事戒壇めぐりを終え、仏様と結縁することができました。
叔母にも連絡がつき、善光寺の鐘つき堂付近で、車で拾ってもらうことに。
これはその鐘つき堂の写真。善光寺の付近では、ここがもっとも紅葉が綺麗でした。



滞在三日目は、祖母の家の近くにある高遠城址公園に紅葉狩りに行きました。
これは公園内にある橋の上から撮った写真。



高遠城址公園は桜の名所として名高いのですが、紅葉もなかなかのものでした。
これはお堀の中から撮った写真。



滞在四日目。
帰りの高速バスの時間まで、祖母とともに、叔父夫婦にまたあちこち遊びに連れて行ってもらいました。
いつもすごく気を遣ってくれて、申し訳ないほどです。いい年こいて、毎度好意に甘えまくってしまってすみません。

まず、伊那のみはらしファームに行きました。南アルプスの山々が一望できる場所です。
この日は快晴で、空気も澄んでおり、山が遠くのほうまで本当に綺麗に見えました。



次に権兵衛トンネルを抜け、木曽に行って昼食。
木曽では、中央アルプスの山々を眺めることができます。



木曽福島の興禅寺では、紅葉をまだ楽しむことができました。
殊に駐車場にあった紅葉は見事でした。



このお寺には立派な枯山水の石庭があります。なんでも、この形式の石庭では、日本でもっとも面積が広いとか。
ここへは私のわがままで連れてきてもらったのですが、思いがけず見事なものを見ることができ、叔母や祖母もとても喜んでいました。よかった……。



寺領内にある、日本各地にいくつかある木曽義仲のお墓のひとつ。
いったいどれが本物なのだろう……。



長野の写真は以上です。
次回は昨日行ってきた山梨の写真をアップします。

帰ってきました。

土曜日の朝からまた長野に行っていたのですが、つい先ほど帰ってきました。
今回行ったところは以下のとおり。
蓼科・長野市(善光寺)・戸隠・高遠城址・木曽。
いっぱい写真を撮ってきましたが、これはまた後日アップします。

それにしても、長野は寒うございました。滞在中に押し寄せた大寒波の影響で、雪がちらついたり、気温が0度を切りそうになったり…。
念のため持っていったヒートテックと厚手のセーターが大活躍でした。

紅葉もすでに色褪せ始めていましたが、滑り込みセーフで、辛うじて錦秋の風景を楽しむことができました。
ひっきりなしに出かけていたので、持って行った大量の本は一部しか読み崩すことができませんでしたが、とても楽しかったです。
いつも車を出してくれる叔父・叔母、付き合ってくれる祖母に感謝。
なお、旅の間は食べて食べて食べまくっていたのですが、帰ってきてすぐ体重計に乗ってみたところ、出かける前と目盛りがあまり変わらず。
こういうのって、逆に怖いんですよね。油断して明日以降も食べ続けたりしていると、二三日してからどかんと体重が増えたりするので……。
自重して、明日から少し食事量を控えないと。今月後半には、ランチバイキングの予定も入っていることだし。そもそも食べ過ぎで胃が重いし。
必要もないのに、なんであんなに食べてしまうんだろう。自分で自分が理解できません。

……ところで、この記事を書いている間は大丈夫でしたが、ブラウザを起動させ、メールチェックをするまでの間だけで2回もパソコンがフリーズしました。
四日ぶりに起動したセキュリティソフトが、いつも以上に張り切って働いてくれたのがどうも悪かったみたいですが、それにしてもすぐに固まりすぎ。
ネットをするためだけに買った安物の中古パソだし、いい加減寿命が来ているのかな。代わりのパソコンを用意するの、面倒なんだけどなぁ……。



野生

毎年春と秋のはじめには、猛烈にお腹が空いて、猛烈に眠たくて、猛烈に抜け毛が激しい状態が一定期間続きます。
自分の中にもっとも野生を感じるころです。

うう、それにしても眠い。今日も夕食を山ほど食べたのに、消化しきる前に寝てしまいそう。
最近は筋トレもすっかりさぼってしまってます。
いけないいけないとは思うのですが……。本能には、抗いがたく………(。 _ _)。o○グー

サーセン

サーセンとは「すいません」という謝罪の言葉が崩れたものである(こんにちは=ちーっす、ありがとうございます=アザースなどの類い)」
(『日本語俗語辞書』より)

『聖☆おにいさん』4巻で、ぺとろんが呟いた「サーセン……」というセリフ。
私はてっきり、聖書の中に出てくる有名な言葉だと信じて疑いませんでした。俗語だったのかよ!?(ていうか常識ですか、ひょっとして?)
アザースだったら知ってたんだけどな。ちぇっ、ちぇっ。

でも「エリ・エリ・ラマ・サバクタニ」(「主よ、主よ、なぜ私をお見捨てになるのですか」。イエスが磔刑にかけられたときの言葉)は、麻紀ゆう原作/道原かつみ作画の古典的名作、『ノリ・メ・タンゲレ』に出てきたセリフなので、すぐに意味がわかりました。

『ノリ・メ・タンゲレ』も、絵は今風ではないかもしれないけれど、めちゃくちゃ泣ける本当に良い作品です。
機会があったら、今からでもぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
『聖☆おにいさん』と前後して読むと、イエスや使徒のギャップに多少苦しむことになりそうだけど…。


ふたたびの脅威

GENO系のウィルスが、また流行り始めているようですね……。
(ヤフーニュースの記事

以前流行ったときと同じようにチェックしてみた限りでは、私のパソコンは今のところ大丈夫そうですが、せいぜい自己防衛に努めたいと思います。
ああ、面倒くさい〜〜。ただでさえPC関係のことには疎いのに。

……結局昨夜は天気が悪くて、流星群を観測することはかないませんでした。
せっかく場所を丁寧に教えていただいたのに、生かせなくてすみません。

来週末は信州に行くので、そこでも夜空を見上げてきます。
流星群が来ていなくても、あれだけ空気が綺麗な場所なら流れ星のひとつやふたつ、きっと見つけられることでしょう。

聖☆おにいさん 4 (※ネタばれ注意!)

なにげなく仕事帰りに書店に寄ったら、売ってました。
え、前の巻、ずいぶん最近出ていなかったっけ? なんでもう4巻が出てるの。嘘でしょ!?と驚きながら、慌てて購入。

通算で4冊目。しかもこんな早いペースで連載が進んでいるなら、いい加減内容が薄くなってくるころかな、などと不信心なこともちらっと考えたりしていたのですが、とんでもない!ますます面白かった!!
ただ、お焚き上げ式の入稿には、震え上がって怯えてしまいましたが。
三徹してようやく上げた原稿を、直後にお焚き上げって……。ありえない………………。

さすが、悟りを開かれた方たちの思い切りの良さ、執着のなさはパネェです。
この漫画のセリフの、感染力の強さもパネェ。アナンダのモテモテ振りもマジ、パネェ。

ペトロ兄弟、軽いけどなんかよかったなぁ。また出てきてくれないかなぁ。
あと、天部衆一のアイドルの彼も、ぜひそのうち下界に降りてきてほしい。あの悩ましい表情を、漫画でも拝みたいものです。
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